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ビジネス心論
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このコーナーは、次代のビジネスを生み出す思考の
糸口を、私のマーケティング観を背景として整理し、
発信する窓です。

マーケティングする心が読者諸兄と通じ合い、
頭に汗して共に考える友が増えることを願い、


清野裕司の「ビジネス心論」
と名付けました。

ご一読の後、読後感やご意見を頂戴できますことを
願っています。

   
 
♯0 学ぶ志が次代を拓く


グローバル経済が進行する21世紀のビジネス環境。今、新たなビジネス・モデルが模索されています。大企業モデルからの転換が言われ、AIやSNSを活用した独創的な発想で新規分野に挑戦するコーポレート・ベンチャー(企業内起業による新たなビジネス領域創出)への注目度も増しています。


そこで論ずべきことは、企業=事業は誰のために存在しているのかということです。言うまでもなくそれは「自らの顧客のため」であり、さらには、その「顧客の顧客」にまで目をやって、喜びを提供するためにあります。提供者が考える良いものを提供し続けたからといって、企業の存続や成長は約束されません。顧客への適応を継続した企業=事業こそが、社会的に存在が許されるのです。


そのような考え方は、マーケティングをベースにした経営の実践そのものの必要性を語っています。


1955年に日本の産業界に紹介されたマーケティングの基本哲学は、環境の変化に創造的に適応しながら、経営のモデル自体を「顧客主導(基点)」に組み立てることにあるからです。しかしビジネス現場では、「日々の仕事に追われて、未来を考える時間がない」「毎日一生懸命働いているのに、これ以上どうすればいいのか」といった声も往々にして聞かれます。


企業の成長は、時代環境変化への適応力であり、日々の仕事のちょっとした変化は、何年も経つと大きな変化になっています。ビジネスを実践している一人ひとりが「自分に気づき、磨き、成長する」こと。そして、個人的な経験だけを拠り所にするのではなく、幅広い視野で「考える力」を高めることが必要です。


未来を考え、描き出す力。それは、自らが「学び続けよう」とする志でもあると思います


私自身、マーケティング概念に出逢って50年強の時が流れました。多くの時が流れ、それぞれの年が巡り、人生の歳を重ねましたが、いつも心していることは、絶えざる「学びの志」を持ち続けることです。
  

 
 
 
 
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